海外人材採用前に決まる、成功or失敗の分かれ道。獲得すべきは、経営者自身が「生々しいリアル」を想像できる情報。

全国的に増えている海外人材の活用。自社でも取り組んでみたいと思っても、「一体何から行えばよいのか分からない」という声も多く耳にします。これから海外人材の活用を考える際、まず最初に押さえるべきポイントを紹介します。

実務・費用面の情報は具体性と現実味のある内容を

海外人材の活用をこれから検討される事業者の方は、多くの場合、何もかもが初めてで、何が分からないのかが分からないという状態になってしまいます。どこを調べればよいのか、誰に質問すればよいのかが分からず、検討しては立ち消えてしまうということを繰り返してしまっている事業者の方も少なくありません。
そんな時はまず、海外人材活用の実務や細かな費用感について教えてくれる人に会い、直接話を聞いてみることが非常に有効です。

今は、インターネットで検索すれば、技能実習や特定技能といった制度について、その概要は簡単に調べることができます。ただし、そのような情報だけでは、何から手を付ければ良いのかが分からず、海外人材活用の取り組みを進めることができません。関連制度の詳細な仕組みに加えて、諸手続や現場での実務、手数料や目に見えないコスト、そして効果など、海外人材活用に関するリアルな話を聞けたことで、イメージが大きく膨らみ、取り組みが一気に進んだというケースもあります。

そのためには、監理団体や登録支援機関の専門家へ直接お問い合わせをいただくことが近道です。私たちASIA HUMAN GATEWAYはベトナム・ハノイ市に拠点を設け、日本語学校の開設や現地の専門学校・高校との提携など、海外人材活用に関わるさまざまな事業を東南アジア諸国で行っています。各国の文化や特性などを知り尽くした専門スタッフへ、ご質問だけでもお気軽にお問い合せください。
弊社では、お客様の状況に合わせてベトナム・インドネシア・フィリピン・ミャンマーからの人材をご紹介可能で、採用に関する予算やタイミングなどのご要望にも柔軟に対応し、お客様にとってベストなご提案を差し上げます。

自社の事業種別や事業規模に応じた成功事例・失敗事例を丁寧に収集

海外人材活用についての具体的なイメージを膨らませていくためには、実際に活用した他の事業者の事例に多く触れることが重要です。
関連する制度の概要や大まかな流れなどはインターネット上に多く掲載されていますが、実際に手続きを進めていく中では、細かな注意点やさまざまなイレギュラーに留意する必要があります。このような事項については、実際に海外人材活用に携わった他の事業者の事例から学ぶことが有効です。

また、海外人材活用においては、業種や企業規模、所在地などによって必要な取り組みやポイントが大きく変わります。そのため、自社の状況や課題に沿った事例が大いに参考になります。成功した事例と失敗した事例、どちらもバランスよく学ぶことで、自社に適した取り組みを明確にしていくことができます。

このような他の事業者の事例は、インターネット上に数多く掲載されていますが、やはり経験豊富な専門家から聞くことが望ましいといえます。専門家がこれまでに携わったケースの中から、みなさんの会社で参考にすべき事例を共有していきましょう。

文化や価値観の違いを理解する一番の方法は海外現地に行くこと

海外人材活用において最も留意すべきことの一つに、その国の文化や人の特性が挙げられます。生活習慣や食文化・宗教など、非常に多くの違いが見られますので、こうした点をあらかじめ理解しておくことが必須となります。
特に、海外人材と共に働いていく上で大切なのが、コミュニケーションの特徴です。例えば、挨拶や報告の頻度は国によって異なる場合がありますし、人との距離感や責任感などにも違いが見られます。
このような点を職場全体で認識し、海外人材を迎える準備をしておくことが必要となるため、まずはしっかりと調べることが不可欠です。

そのためには、インターネットや書籍などで調べる、専門家に聞いてみるなどのやり方がありますが、一番はその国へ実際に訪れてみることです。実際、海外人材活用で成功している事業者の中には、採用に向けた面接を行うために渡航しているところもあります。そうすることで、その国の文化や特性を肌で感じることで理解を深めると同時に、海外人材と直接対話することでその人材の良さや考え方なども知ることができます。もちろん、採用面接はリモート形式で行うことを否定するものではありませんが、諸国の文化や特性を知るための努力は、いずれの形式でも必要となります。

まとめ

この記事では、これから海外人材の活用を考える際、まず最初に押さえるべきポイントを紹介してきました。みなさんの会社や事業の更なる成長に向けて、海外人材の活用をお考えでしたら、ぜひ一度ASIA HUMAN GATEWAYへご相談ください。事例なども交えながらリアルなお話をご共有させていただき、海外人材活用に向けたお取組みをサポートいたします。